食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05051540294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、「鉛中毒と健康」と題するファクトシートを更新 |
資料日付 | 2018年8月23日 |
分類1 | その他 |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は8月23日、「鉛中毒と健康」と題するファクトシートを更新した。概要は以下のとおり。 1. 主な事実 ・鉛は多数の体内組織に影響を及ぼす蓄積性の毒性物質であり、特に若年小児に有害である。 ・体内の鉛は、脳、肝臓、腎臓、及び骨に運ばれる。歯及び骨に貯蔵され、徐々に蓄積する。ヒトへのばく露は、通常血中鉛濃度を測定して評価される。 ・骨の鉛は妊娠期に血液中に移行し、発達中の胎児へのばく露源になる。 ・安全と考えられる鉛ばく露レベルは、分かっていない。 ・鉛ばく露は、予防可能である。 2. ばく露源・経路 人々は職業的及び環境的な起源により、鉛にばく露する可能性がある。 ・鉛含有物質の燃焼により発生する鉛粒子の吸入。(製錬、再資源化、有鉛塗料剥離の作業中、及び有鉛ガソリンあるいは有鉛航空燃料の使用中等) ・鉛で汚染した粉塵、水(鉛管から)及び食品(鉛釉薬や鉛はんだの容器から)の摂取。 3. 子供への鉛中毒の健康影響(略) 4. 鉛ばく露による疾病負荷 保健指標評価研究所(Institute for Health Metrics and Evaluation、IHME)による2016年の推定では、健康への長期的影響により、鉛ばく露は、世界中で54万人の死亡及び1390万年相当の障害調整生存年(disability-adjusted life years、DALYs)喪失の主な原因となっていた。低所得国及び中所得国での負荷が最も大きい。IHMEはまた、2016年、鉛ばく露は、特発性知的発達障害の世界的負荷の63.8%、虚血性心疾患の世界的負荷の3%、及び脳卒中の世界的負荷の3.1%を占めたとも推定している。 5. WHOの対応(略) |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/lead-poisoning-and-health |