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資料管理ID syu05050740294
タイトル 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症の鳥インフルエンザに関する概要及び評価報告書(2018/09/22~2018/11/01)を公表
資料日付 2018年11月13日
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分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)11月13日、人獣共通感染症の鳥インフルエンザに関する概要及び評価報告書(2018/09/22~2018/11/01)を公表した(3ページ)。
1.新たな感染
 前回の更新以降、インフルエンザA(H5N6)ウイルスの新たな感染者が報告された。
2.リスク評価
 現在知られているヒトと動物間のインフルエンザウイルスの、全体的な公衆衛生上のリスクは変化しておらず、これらのウイルスのヒトからヒトへの持続的な感染の可能性は低いままである。動物由来ウイルスのヒトへの更なる感染は予想される。
3.鳥インフルエンザA(H5)ウイルスによる感染状況
 前回9月21日の更新以降、中国から新たに2人のA(H5N6)ウイルス感染検査確定症例が報告された。9月25日に発症した中国広東省の22歳男性の1症例が9月30日に報告された。患者は発症翌日、重症の肺炎で入院し、報告時には危篤状態であった。患者は発症前、生きた家きんにばく露していた。報告時において患者との濃厚接触者の検査が実施されていた。
 10月31日に2症例目が報告された。中国広西チワン族自治区の44歳男性が10月18日に発症、10月21日に入院、10月27日に死亡した。報告によると、患者は、発症前の生きた家きんへのばく露歴はなかった。報告時において患者との濃厚接触者の検査が実施されていた。
 2014年以降、中国からA(H5N6)ウイルス感染検査確定22症例が報告されている。
 国際獣疫事務局(OIE)への報告によると、アフリカ、欧州及びアジアの鳥類において、様々なA(H5)インフルエンザの亜型が引き続き検出されている。
4.鳥インフルエンザ A(H7N9)ウイルスによる感染状況
 中国本土及び香港特別行政区からOIEへの報告によると、鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスは中国では引き続き検出されているが、前年と比べると検出数は減少している。2017年から全国的な国内家きんワクチン接種計画が開始されている。
 全体として、リスク評価に変更はない。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_01_11_2018.pdf?ua=1