食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05050090174 |
タイトル | スウェーデン食品庁(NFA)、欧州食品安全機関(EFSA)がダイオキシン類及びダイオキシン様PCB類に関してより厳しい評価を行った旨の情報提供 |
資料日付 | 2018年11月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スウェーデン食品庁(NFA)は11月20日、欧州食品安全機関(EFSA)がダイオキシン類及びダイオキシン様ポリ塩化ビフェニル(DL-PCB)類に関してより厳しい評価を行った旨の情報提供を行った。概要は以下のとおり。 1.概要 PCB類及びダイオキシン類は、食品経由で摂取する環境中のハザードである。これらの物質は、脂質の多い動物性食品(魚、肉及び乳製品)から検出される。特に、バルト海産のニシン及び汚染地域(バルト海、ボスニア湾(訳注:バルト海北部、スウェーデンとフィンランドの間にある湾)、ヴェーネルン(Vanern)湖及びヴァッテルン(Vattern)湖)(訳注:いずれもスウェーデンの湖)に由来する天然サケからは高濃度で検出される。 EFSAは、ダイオキシン類及びダイオキシン様PCB類に関する包括的な評価を改めて行った。その結果、耐容週間摂取量(TWI)を大幅に引き下げるに至った。 現時点で、スウェーデン及び他の国々では、大半の集団に対してはEFSAによる新たなTWIが適用される。しかし、環境及び食品中のダイオキシン類及びダイオキシン様PCB類は、1970年代以降、急激に減っている。 NFAは、EFSAによる新たな評価結果がスウェーデンにどう影響するかを注視している。 ダイオキシン及びダイオキシン様PCB類は、自然界に、そして残念なことに、我々が摂取する食品の多くに存在する環境汚染物質である。したがって、これらを完全に避けることは不可能である。しかし、高濃度摂取リスクを低減するためにできることはある。バルト海及びボスニア湾産の脂肪の多い魚に関するNFAの助言に従うのもひとつの方法である。 2.EFSAの情報より抜粋 EFSAの「フードチェーンにおける汚染物質に関する科学パネル」(CONTAMパネル)が改めて設定した、食事中のダイオキシン類及びダイオキシン様PCB類に関するTWIは2pg/kg体重である。これは、欧州連合(EU)(旧「食品に関する科学委員会)が2001年に設定した耐容摂取量と比べ、7倍厳しくなっている。 EFSAの情報「ダイオキシン類及びダイオキシン様PCB類:新たな耐容摂取量」は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/181120 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スウェーデン |
情報源(公的機関) | その他 |
情報源(報道) | スウェーデン食品庁(NFA) |
URL | https://www.livsmedelsverket.se/om-oss/press/nyheter/pressmeddelanden/efsa-skarper-bedomningen-av-dioxiner-och-pcb?ll=1 |