食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05040480104
タイトル 米国疾病管理予防センター (CDC)、牛挽肉に関連したサルモネラ属菌集団感染症に関する続報を公表
資料日付 2018年11月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター (CDC)は11月15日、牛挽肉に関連したサルモネラ属菌集団感染症に関する続報を公表した。概要は以下のとおり。
1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局並びに米国農務省の食品安全検査局(USDA-FSIS)は、JBS Tolleson社(アリゾナ州)製の牛挽肉に関連したサルモネラ・ニューポート(Salmonella Newport)による複数州における集団感染症について調査している。
2. 前回10月23日の更新以降、本調査に126人の患者が追加された。
3. 11月15日時点で、S. Newportの集団感染株に感染した246人が25州から報告されている。
4. 患者は8月5日から10月16日の間に発症している。患者は1歳未満から88歳、年齢中央値は38歳、56%が男性である。情報の得られた168人のうち59人(35%)が入院、死亡者は報告されていない。
5. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、サルモネラ属菌の180分離株(176株が患者由来で、4株が食品検体由来)において予想された薬剤耐性は確認されなかった。集団感染株7検体についてのCDCの全米薬剤耐性監視システム(NARMS)研究所による標準薬剤感受性試験法を用いた試験で、これらの知見が裏付けられた。
6. アリゾナ州当局は患者宅から未開封の牛挽肉製品を回収し、その牛挽肉中にS. Newport集団感染株を確認した。WGSにより、牛挽肉中に確認されたサルモネラ属菌は、患者検体からのサルモネラ属菌と遺伝的に近縁であることが示された。当該牛挽肉は、2018年10月4日にリコールされた製品の1つであった。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/salmonella/newport-10-18/index.html