食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05040240149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ピラクロストロビンの残留基準値(MRL)のレビューで提出を要請された補強データの評価に関する意見書を公表
資料日付 2018年11月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月15日、農薬有効成分ピラクロストロビン(pyraclostrobin)の残留基準値(MRL)のレビューで提出を要請された補強データの評価に関する理由を付した意見書(2018年10月18日承認 、21ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5472)を公表した。概要は以下のとおり。
 申請者のBASF社は、残留基準値(MRL)のレビューの枠組みでピラクロストロビンに対して入手できないと特定された補強データを評価するよう申請書を提出した。
 データギャップに対処するために、南部の欧州連合(EU)加盟国において認可されている生食用ぶどうへのピラクロストロビンの現行の使用量を裏付ける残留物試験及び、コーヒー豆におけるピラクロストロビンの残留物の分析法が提出された。
 コーヒー豆に対するデータギャップは十分に対応されていると考慮された。生食用ぶどうにおける新たな残留物試験は、現行の生食用ぶどうのMRLを引き上げるべきであることを示唆する。
 しかしながら、生食用ぶどうに対する急性参照用量(ARfD)でのリスクの可能性が排除できなかったため、EFSAは現行のMRLを引き下げることを推奨する。
EFSAのMRLの改正案は以下のとおり。
品名       現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg
生食用ぶどう     1           0.01(定量限界(LOQ)で設定)
コーヒー豆       0.3 0.3
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5472