食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05040180149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、アマニ種子及びなたねにおける農薬有効成分のハロキシホップ-Pの輸入トレランスに関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2018年11月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月2日、アマニ種子及びなたねにおける農薬有効成分のハロキシホップ-P(Haloxyfop‐P)の輸入トレランスに関する理由を付した意見書(2018年10月18日承認、23ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5470)を公表した。概要は以下のとおり。
 オーストラリア政府農業水資源省(the Australian Government Department of Agriculture and Water Resources)は、アマニ種子及びなたねにおける農薬有効成分のハロキシホップ-Pの輸入トレランスを設定するための申請書を提出した。申請を裏付ける提出データはアマニ種子及びなたねの残留基準値(MRL)の提案を導出するのに十分であった。評価対象の作物におけるハロキシホップ-Pの残留物を、バリデーションのとれた定量限界(LOQ)の0.05mg/kgで管理するのに適切な規制のための分析手法が利用可能である。EFSAが前回のMRLレビューで助言した独立した研究所の検証(independent laboratory validation (ILV))の提出が今回も行われなかったため、再度助言を行っている。
 EFSAは農業生産工程管理(GAP)に従ったハロキシホップ-Pの使用から生じる残留物の短期及び長期の摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。
EFSAの現行のMRLsの改正案は以下のとおり。
作物       現行EU(欧州連合)のMRL mg/kg MRL改正案 mg/kg
アマニ種子                0.01* 0.05*
なたね                0.2 0.05*
*LOQで設定
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5470