食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05030730149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、対象動物種に使用するメチオニン硫酸塩の亜鉛キレートの安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018年10月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月24日、対象動物種に使用するメチオニン硫酸塩の亜鉛キレートの安全性に関する科学的意見書(2018年10月4日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 メチオニン硫酸塩の亜鉛キレートは、栄養添加物として全動物種への使用を意図している(機能グループ:微量元素の化合物)。当該添加物は、メチオニンを伴う亜鉛キレートである(モル比1:1)。栄養添加物としての亜鉛供給を狙い、全動物種/カテゴリーに使用することを意図している。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、全動物種に使用するメチオニン硫酸塩の亜鉛キレートの安全性及び有効性に関する意見書を採択した(2017年)。その中では、当該添加物を対象動物種に使用した場合の安全性に関しては結論付けることはできなかった。
 評価を完了させるため、新たに、当該添加物を対象動物種に使用した場合の安全性に関するデータが提出された。本意見書は、これらの情報に関するものである。
 新たに実施された肉用鶏での許容試験に関して評価が行われた。その結果、当該添加物は、無機亜鉛の供給源(酸化亜鉛)と比べ、有害な影響を促進させないことが示された。同パネルは、メチオニン硫酸塩の亜鉛キレートは、欧州連合(EU)が認可する、完全配合飼料における最大亜鉛含有量で使用した場合に肉用鶏に対して安全であると結論付けた。この結論は全ての動物種に適用拡大される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/j.efsa.2018.5463