食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05030060149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えBacillus subtilis(LMG S‐24584株)由来の食品用酵素エンド-1 ,4-β-キシラナーゼに関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2018年10月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月31日、遺伝子組換えBacillus subtilis(LMG S‐24584株)由来の食品用酵素エンド-1 ,4-β-キシラナーゼに関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。 遺伝子組換えに関して、安全性の懸念を引き起こさない。食品接触材料、酵素及び加工助剤に関する科学パネル(CEPパネル)は、生産株は当該食品用酵素中で検出されないが、組換えDNAは調査した食品用酵素の全てのバッチに存在することに留意した。当該食品用酵素は、ベーキング工程に使用することを意図している。ベーキング工程で推奨された最大レベル及びEFSAの包括的欧州食品摂取量データベースの個々のデータに基づき、食品用酵素の総有機固形物(TOS)への摂食由来のばく露量は、欧州の住民において最大で0.017mgTOS/kg体重/日と推定された。 遺伝毒性試験では、安全性の懸念を引き起こさない。全身毒性は、げっ歯類において、90日反復経口投与毒性試験により評価した。今回の試験での無毒性量(NOAEL)である37mgTOS/kg体重/日と摂食由来ばく露量を比べると、結果として十分なばく露マージンがあった。 当該食品用酵素のアミノ酸配列は、既知のアレルゲンのアミノ酸配列と合致しなかった。CEPパネルは、意図した使用条件下で、摂食由来のばく露によるアレルギー感作及び誘発(elicitation)反応のリスクは除外できないが、そのような反応の起こる可能性は低いと見なした。 CEPパネルは、提供されたデータに基づき、意図した使用条件下では、当該食品用酵素は安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5447 |