食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05020400149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、てんさいにおける農薬有効成分エポキシコナゾールの残留基準値の改正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2018年10月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月5日、てんさいにおける農薬有効成分エポキシコナゾール(epoxiconazole)の残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2018年9月7日承認、22ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5419)を公表した。概要は以下のとおり。
 申請者の英国農業園芸開発公社(Agriculture & Horticulture Development Board)は、てんさいにおける農薬有効成分エポキシコナゾールのMRLの改正の申請書を提出した。
 申請を裏付けるデータはてんさいに対するMRL案を導出するのに十分であった。評価対象の作物におけるエポキシコナゾールの残留物を、バリデーションのとれた定量限界(LOQ)の0.01mg/kgで管理するのに適切な規制のための分析手法が入手可能である。
 EFSAはリスク評価の結果に基づいて、報告されている農業慣行に従ったエポキシコナゾールの使用から生じる残留物の短期及び長期摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。しかしながら、リスク評価のための残留物定義は、トリアゾール誘導体代謝物(TDMs)の全般的な消費者評価に関する問題が解決されるまでの暫定的な基準に基づき設定された。規制のためのリスク評価に使用するのに適切な信頼できるエンドポイントが提示されている。
 EFSAのMRL改正案は以下のとおり。
作物名    現行のMRL mg/kg MRL改正案 mg/kg
てんさい             0.05       0.1
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5419