食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05010670316
タイトル ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁 (BVL)、ドイツにおける集団食中毒に関する報告書(2017年)を公表
資料日付 2018年9月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁 (BVL)は9月10日、ドイツにおける集団食中毒に関する報告書(2017年)を公表した。概要は以下のとおり。
 ドイツにおける集団食中毒に関するデータは、健康保健当局及び食品管理当局が収集し、2つの報告経路(感染症保護法又はAVV Zoonosen Lebensmittelkette(人獣共通感染症の食物連鎖)に関する一般行政規制)に準拠)によって、ロベルト・コッホ研究所(RKI)又はBVLに報告される。
 提出されたデータは、RKI及びBVLが共同で保有して評価を行い、欧州食品安全機関(EFSA)に報告する。このような仕組みで収集されるデータに基づき、RKI及びBVLは、2015年以降、共同年次報告書を公表している。
 2017年は、集団食中毒が合計で389件報告された。患者数は2
,277人以上であった。少なくとも412人以上が入院し、少なくとも4人の死亡者がこれらの集団食中毒に関連していた。
 集団食中毒のほぼ4分の3は、2種類の病原菌(カンピロバクター及びサルモネラ属菌)が原因であった(それぞれ38%及び34%)。49件の集団食中毒は、調査から得られた証拠に妥当性が見られたことから、高エビデンス集団食中毒に分類された。
 高エビデンス集団食中毒の割合で最も多かったのは、カンピロバクターによる腸炎であった(33%)。
 前年度同様、カンピロバクターによる腸炎の集団食中毒の原因で最も多かったのは、生乳(未殺菌乳)の摂取であった。高エビデンス集団食中毒の5分の1は、家庭における汚染あるいは不衛生が原因であった。
 当該報告書「ドイツにおける集団食中毒に関する共同年次報告書(BVL及びRKI、2017年)」(ドイツ語、12ページ)が添付されている。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)
情報源(報道) ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)
URL https://www.bvl.bund.de/DE/01_Lebensmittel/05_Fachmeldungen/2018/2018_09_06_Jahresbericht_Krankheitsausbr%C3%BCche.html