食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05010390149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分フロニカミドの現行の残留基準値の改正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2018年9月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月18日、様々な根菜類における農薬有効成分フロニカミド(flonicamid)の現行の残留基準値(MRLs)の改正に関する理由を付した意見書(2018年8月29日承認、26ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5414)を公表した。概要は以下のとおり。
 野菜及び園芸開発協議会(the Agriculture and Horticulture Development Council)より、ビートの根、にんじん等における有効成分フロニカミドのMRLsの改正の申請書が提出された。
 申請を支持する提出データは、検討対象作物に対して提案されたMRLを導出するのに十分であった。検討対象の作物及び動物由来食品におけるフロニカミドの残留物を定量限界(LOQ)の0.01mg/kgで残留物定義の分析物ごとに管理するために、規制のための適切な分析手法が入手可能である。
 EFSAはリスク評価の結果に基づき、報告されている農業管理に準じたフロニカミドの使用による残留物の短期的及び長期的摂取は、消費者の健康へのリスクになるとは考えにくいと結論付けた。
EFSAのMRLsの改正案(一部抜粋)は次のとおり。
品名      現行MRL mg/kg 改正MRL mg/kg
にんじん         0.03              0.3 
ビートの根        0.03              0.3
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5414