食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05010320305 |
| タイトル | 欧州連合(EU)、植物保護製剤の販売に関して、ランデス松根油を基本物質として認可しないとする委員会施行規則を官報で公表 |
| 資料日付 | 2018年9月27日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州連合(EU)は9月27日、植物保護製剤の販売に関して、ランデス松根油(Landes pine tar)を基本物質として認可しないとする委員会施行規則を官報で公表した。 1. Progarein France社は2015年12月22日、基本物質としてのランデス松根油の認可申請書を提出した。 2. 提出文書は、ランデス松根油が欧州議会及び理事会規則(EC) No 178/2002に規定されている食品の基準を満たしていることを証明していない。 3. 欧州食品安全機関(EFSA)のテクニカルレポートで、ランデス松根油に関して明確な懸念が特定された。ランデス松根油は複雑な混合物であり、正確な成分は判明していない。ランデス松根油は懸念物質(例えばフルフラール類(furfurals)、フェノール類(phenols))を含有する可能性があるため、懸念物質として見なされるべきである。更に、非常に強い懸念物質(例えば多環芳香族炭化水素(PAHs：polycyclic aromatic hydrocarbons)のような遺伝毒性を持つ発がん物質)の含有が排除できない。更に、申請書で入手可能なデータに基づいた農薬施用者、農場作業者、通行人及び消費者へのリスク評価が最終化できなかった。 4. 他のEUの法律の規定に従って実行された関連する評価は入手できなかった。 5. したがって、委員会のレビューレポートの記載どおり、規則(EC)No 1107/2009の第23条（3）に規定されている必要条件が満たされていることは証明されなかった。したがって、基本物質としてランデス松根油を認可しないことは適切である。 6. 以上の経過及び観点から、委員会施行規則(EU) 2018/1294を採択する。 第1条 物質ランデス松根油を基本物質として認可しない。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州連合(EU) |
| 情報源（報道） | 欧州連合(EU) |
| URL | https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32018R1294&qid=1538544396708&from=EN |