食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05010090105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、2016年度の農薬分析結果は過去5年、一貫した傾向を示している旨を公表 |
資料日付 | 2018年10月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は10月1日、2016年度の農薬分析結果は過去5年、一貫した傾向を示している旨を公表した。概要は以下のとおり。 FDAは2016年度残留農薬監視プログラムの結果を発表した。FDAは、合計7 ,413検体を対象に711種類の農薬及び工業化学物質を検査し、その結果は過去数年の結果と一致していた。検体の大部分は、米国環境保護庁(EPA)によって設定された残留基準値以下であった。 2016年度に検査された農薬では、国内2 ,670検体のうち99%以上、輸入食品4 ,276検体の90%以上で、米国の農薬残留基準に適合していることが判明した。分析した国内検体の52.9%及び輸入食品検体50.7%で検出可能レベルの残留農薬は確認されなかった。国内検体の1%未満及び輸入検体の10%未満に違反が確認された。検体が、EPAの基準値を超える農薬残留物を有する場合、あるいはEPAが特定の農薬-農産物の組み合わせに対する基準値あるいは基準値免除を設定していない農薬残留物を有する場合に違反となる。 同様に、採取した国内動物用フード(訳注:飼料及びペットフード)242検体のうち43.0%、また輸入動物用フード225検体のうち54.7%で、検出可能レベルの農薬残留物がないことを確認した。違反した農薬残留物を含むことを確認したのは、動物用フード検体の2%未満であった。これらの違反のほとんどは、残留基準値が設定されていない農薬に関するものであった。 FDAは、2016年度に初めて、とうもろこし、大豆、牛乳及び卵の4つの商品でグリホサート及びグルホシネートの新たな試験法を用いた特別業務も実施した。グリホサート及びグルホシネートの検査業務(とうもろこし274検体、大豆267検体、牛乳113検体、卵106検体)で実施した760検体のうち53.7%は残留農薬が検出されなかった。牛乳及び卵検体はいずれも、検出可能なグリホサートあるいはグルホシネートの残留物を有しておらず、とうもろこし試料及び大豆検体中に検出された全ての残留物は、EPAによって設定された残留基準値未満であった。 当該「2016年度 残留農薬監視報告書」及びデータは、以下のURLから入手可能。 https://www.fda.gov/Food/FoodborneIllnessContaminants/Pesticides/ucm618247.htm 関連情報は、以下のURLから入手可能。 ・残留農薬監視プログラムQ&A https://www.fda.gov/Food/FoodborneIllnessContaminants/Pesticides/ucm583711.htm ・グリホサートに関するQ&A https://www.fda.gov/Food/FoodborneIllnessContaminants/Pesticides/ucm583713.htm |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | https://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm622012.htm |