食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05010010324 |
タイトル | 米国環境健康科学研究所(NIEHS)米国国家毒性プログラム(NTP)、発がん性物質報告書(RoC)三酸化アンチモン(Antimony Trioxide)に関するモノグラフ(案)の改訂版を公表 |
資料日付 | 2018年8月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国環境健康科学研究所(NIEHS)米国国家毒性プログラム(NTP)は、8月15日、発がん性物質報告書(RoC)三酸化アンチモン(Antimony Trioxide)に関するモノグラフ(案)の改訂版を公表した。概要は以下のとおり。 本モノグラフの目的は、発がん性物質報告書(RoC: Report on Carcinogens)のリストに追加される可能性がある三酸化アンチモン(III)について、発がん性ハザード評価を行うことである。 ・発がん性物質リストへの追加についての、予備的な提案 当該リストへの追加についての予備的提案は、RoCリスト分類基準(RoC listing criteria)(※)を、当該モノグラフ中に提示された科学的証拠の本体に適用することに基づいている。 三酸化アンチモン(III)は、ラット(肺及び副腎)の2つの組織部、並びにマウス(肺、皮膚及びリンパ系)の3つの部位において、悪性腫瘍あるいは悪性・良性両方の腫瘍の発生を増加させた。 発がん性に関連する生物学的影響には、酸化ストレス及び酸化的損傷の増加、DNA損傷修復の阻害並びに細胞分化の抑制の可能性が含まれる。 アンチモン(III)三酸化物は、実験動物での研究からの発がん性の十分な証拠及びメカニズム研究からの裏付けデータに基づいて、「ヒト発がん性物質であると合理的に予測される」(※)。 ※訳注 RoCのリストは、次の2つのカテゴリーからなる。 1. 「ヒト発がん性物質として知られている(known to be a human carcinogen)」 2. 「ヒト発がん性物質であると合理的に予測される(a reasonably anticipated to be a human carcinogen)」 当該文書(PDF、163ページ)は以下のURLから入手可能。 https://ntp.niehs.nih.gov/ntp/about_ntp/monopeerrvw/2018/january/antimonydraftmonograph_revised.pdf |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国環境健康科学研究所(NIEHS) |
情報源(報道) | 米国環境健康科学研究所(NIEHS) |
URL | https://ntp.niehs.nih.gov/pubhealth/roc/listings/antimonyt/index.html |