食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04981190149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏及び採卵用ひなに使用するCOXAM(登録商標)(アンプロリウム塩酸塩を含む)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018年7月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月11日、肉用鶏及び採卵用ひなに使用するCOXAM(登録商標)(アンプロリウム塩酸塩を含む)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2018年6月13日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 COXAM(登録商標)由来の抗コクシジウム剤アンプロリウム塩酸塩は、125mg/kg完全配合飼料で肉用鶏に対して安全であると考えられる(安全マージン5以上)。当該結論は、採卵用ひなに外挿される。
 アンプロリウム塩酸塩は、何らかの有意な抗菌活性はない。
 申請者からは、吸収、分布、代謝及び排泄(ADME)に関する情報も、当該添加物又は有効成分の毒性学的情報も提出されなかった。参照としたのは、欧州医薬品庁(EMA)の動物用医薬品委員会(CVMP)の概要報告書(1999及び2001年)であった。同概要報告書では、アンプロリウムに関する残留基準値(MRL)設定に用いられた試験が引用されていた。しかし、CVMPの評価に使われたオリジナルデータは提供されず、その後の文献レビューも実施されなかった。従って、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、本申請に係る全てのデータに関して独立的な立場で評価を行うことはできない。故に、アプロリウムを飼料添加物として肉用鶏及び採卵用ひなに使用した場合の消費者に対する安全性に関して結論付けることはできない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5338