食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04981160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えカーネーションFLO‐40685‐2の新たな配列情報に対するリスク評価書を公表
資料日付 2018年8月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は7月31日、遺伝子組換えカーネーションFLO‐40685‐2の新たな配列情報に対するリスク評価書を公表した(6月20日採択、7ページ、doi.org/10.2903/j.efsa.2018.5396)。概要は以下のとおり。
GMOパネルは遺伝子組換えカーネーションFLO‐40685‐2について評価済みであり、EU域内における装飾用FLO‐40685‐2切り花の輸入・流通・小売りが、人の健康及び環境に対し有害であると見なす科学的根拠は存在しないと結論している。
2017年11月7日、欧州委員会は、EFSAにカーネーションFLO‐40685‐2の新たな核酸配列情報・更新されたバイオインフォマティクス情報の解析、及び、GMOパネルの以前の評価結果を有効とできるかどうかの判断を依頼された。
新たな配列情報には提出済みのオリジナル情報と比較して3塩基対が付加されている:挿入されている2つのフラボノイド3
,5-水酸化酵素(訳注:原文表記は3及び5にプライムが付加)エレメントのpolyA配列にそれぞれ1塩基対の付加、及び、locus 1内の2つのD8 promoterの1つに1塩基対の付加。これらの差異は発現されるタンパク質のコード配列外に存在し、カーネーションFLO‐40685‐2の新たな配列情報において差異として記載されているこの3塩基対は、リスク評価の対象であったオリジナルの植物材料に既に存在していたと報告されている。従って、カーネーションFLO‐40685‐2のリスク評価に関する研究結果は、バイオインフォマティクス解析を除いて有効である。
新たな配列情報及び新たな配列情報に基づくバイオインフォマティクス解析からは安全性の懸念は生じない。
以上より、EFSAは既存のカーネーションFLO‐40685‐2に対するリスク評価は有効であると結論付けている。
当該評価書は以下のURLから入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2018.5396
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2018.5396