食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04981070149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、規則(EU)2015/2283に準じ、新食品としてのキシロオリゴ糖の安全性について科学的意見書を公表
資料日付 2018年7月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は7月23日、規則(EU)2015/2283に準じ、新食品としてのキシロオリゴ糖の安全性について科学的意見書を公表した(6月27日採択、20ページ、doi.org/10.2903/j.efsa.2018.5361)。概要は以下のとおり。
欧州委員会からの要請を受け、欧州食品安全機関(EFSA)の栄養補助食品・栄養・アレルギーパネル(NDAパネル)は、食品としてのキシロオリゴ糖に対する科学的意見書を公表し、提案されている使用状況、使用程度であれば安全であると結論づけている。
この新食品は、トウモロコシ(Zea mays subsp. mays)の穂軸を酵素により加水分解した後に精製して産生され、主成分は、ヒトの消化酵素耐性で大腸内細菌により発酵されるオリゴ糖である。パン類、乳製品、フルーツゼリー、チョコレート、大豆飲料など様々な食品に添加する事が計画されている。
この新食品に関して提出された、組成、仕様、生産工程及び安定性についての情報からは安全性の懸念は示されなかった。
この新食品或いは他のオリゴ糖について行われた動物実験からは、非消化性炭水化物の摂取によるものと期待される効果が確認された。この新食品或いは他のオリゴ糖について行われたヒトを対象とする介在研究で観察された胃腸管における急性及び一過性の効果も、他の非消化性炭水化物の摂取と類似性があると言及されている。この新食品は一般集団向けである。
当該意見書は以下のURLから入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2018.5361
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2018.5361