食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04971060149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏及びマイナー種の家きんに使用する飼料添加物としてのTrichoderma reesei DSM 32338株由来の酵素ムラミダーゼに関する安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018年7月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月4日、肉用鶏及びマイナー種の家きんに使用する飼料添加物としてのTrichoderma reesei DSM 32338株由来の酵素ムラミダーゼに関する安全性及び有効性に関する科学的意見書(2018年6月14日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、畜産添加物(zootechnical additive)として、肉用鶏及びマイナー種の家きんに使用する飼料に使うことを意図している。産生株は遺伝子組換え(GM)微生物である。導入された遺伝子配列は安全性上の懸念とはならず、当該添加物からは、生細胞も産生株のDNAも検出されなかった。
 肉用鶏での許容試験では、最大推奨用量である45
,000LSU(F)/kg飼料の10倍でも十分に許容できることが示された。従って、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当該添加物は肉用鶏に対して安全であると結論付け、この結論をマイナー種の家きん(肉用)に外挿した。
 当該添加物の調合に使用される酵素濾過液に関して、遺伝毒性試験及び亜慢性経口毒性試験が実施された。その結果は、当該飼料添加物の使用が消費者の安全性への懸念となる如何なる理由も示さなかった。従って、同パネルは、当該添加物は消費者に対して安全であると結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/j.efsa.2018.5342