食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04970950149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えBacillus licheniformis NZYM‐AN株由来の食品酵素、α-アミラーゼについての安全性評価を公表 |
資料日付 | 2018年7月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月6日、遺伝子組換えBacillus licheniformis NZYM‐AN株由来の食品酵素、α-アミラーゼについての安全性評価を公表した(6月7日採択、14ページ、doi.org/10.2903/j.efsa.2018.5317)。概要は以下のとおり。 この意見書で対象となるのは、Novozymes A/Sにより作製された、遺伝子組換えBacillus licheniformis NZYM‐AN株由来のα-アミラーゼ(4‐α‐D‐glucan glucanohydrolase; EC 3.2.1.1)である。使用された微生物、遺伝子組換え技術、製造方法、組成及び生化学データ、食品作製過程におけるTOS除去量、毒性学的研究結果に基づき、この食用酵素は想定される使用状況において、安全性の懸念を生じないと結論されている。 遺伝子組換えは安全性の懸念を生じない。この食品酵素は源である微生物及びそのDNAを含まず、環境に対する安全性の懸念はない。 α-アミラーゼはグルコースシロップ及び醸造アルコール製造に必要なスターチの処理のために作製された。残存する総有機固体量(TOS)は蒸留過程及びグルコースシロップ製造過程の精製で取り除かれる(99%以上)。それ故、食用によるばく露は算出されていない。 遺伝毒性試験からは安全性の懸念は確認されなかった。 この食用酵素のアミノ酸配列は既知アレルゲンと一致しない。 食用でのばく露によってアレルギー感作及び反応が誘発される可能性を排除する事はできないが、想定される使用状況において、その可能性は低いと判断されている。 当該意見書は以下URLから入手可能。 https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2018.5317 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2018.5317 |