食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04970460164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、欧州食品安全機関(EFSA)の手法に基づいたオランダでの残留農薬への複合ばく露に関する検討結果を公表 |
資料日付 | 2018年7月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は7月6日、欧州食品安全機関(EFSA)の手法に基づいたオランダでの残留農薬への複合ばく露に関する検討結果を公表した。 野菜及び果物の残留農薬への複合ばく露は、甲状腺におそらく健康影響がないと考えられる。RIVMは、ばく露量の推定によると神経系に作用する物質の有害作用を排除することはできないと考える。 我々は食品を介して様々な残留農薬にばく露される。これは、様々な残留農薬を含む様々な食品を摂取すること、又は一つの食品に1種以上の残留農薬が含まれていることに起因する。RIVMは食品を介した残留農薬の複合ばく露について分析を実施した。EFSAが農薬の評価に使用した方法を用いた。これまでヒト及び環境へのリスクは物質ごとに評価されている。この方法は現在、甲状腺及び神経系に適用されているが、他の臓器についてはまだされていない。 実際のばく露量が報告された値と比較してより高い又は低い可能性があるためこの調査には不確実性がある。甲状腺に作用する物質に関しては、推定ばく露量と安全であると考えられる値との間のマージンは十分大きく、実際のばく露量がより高かった場合であっても安全である値は超えないと予測される。 神経系に作用する物質の場合、推定ばく露量と安全と考えられる値の間とのマージンは比較的小さい。従ってリスクは排除できない。ばく露量の推定に不確実性があることから、実際のばく露量は推定ばく露量より低い可能性がある。 食品を介した全ての残留農薬への複合ばく露の安全性の分析のために、甲状腺及び神経系以外の臓器について、どの物質について評価すべきか決定する必要がある。EFSAは現在他の物質グループについて検討をしている。そのために残留農薬の有害作用に関する全ての入手可能なデータの分析が必要である。 報告書は下記URLから入手可能 https://www.rivm.nl/dsresource?objectid=adc3708d-36a6-4b2a-b2c7-21a37a9cec04&type=pdf&disposition=inline |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | https://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Common_and_Present/Newsmessages/2018/First_review_of_cumulative_exposure_to_residues_of_plant_protection_products_in_the_Netherlands_following_EFSA_methodology |