食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04960600149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、新規食品成分、及び一般集団での食品、食品サプリメント、体重管理のためのトータルダイエット代替食品及び特殊医療用途の食品におけるマグネシウム供給源として使用するリンゴ酸ジマグネシウムの評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018年6月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月6日、新規食品成分、及び一般集団での食品、食品サプリメント、体重管理のためのトータルダイエット代替食品及び特殊医療用途の食品におけるマグネシウム供給源として使用するリンゴ酸ジマグネシウムの評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 今回の科学的意見書では、新規食品成分、及び一般集団での食品、食品サプリメント、体重管理のためのトータルダイエット代替食品及び特殊医療用途の食品中におけるマグネシウム源として提案されたリンゴ酸ジマグネシウム(DMM)の安全性評価を取り上げた。
 評価中、申請者からの追加情報が求められた。しかしながら、幾度かの要請にも拘わらず、申請者は追加データを提出しなかった。その結果として、EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、利用可能なデータに基づき評価を行い、DMMと名付けられ提案された新規食品成分と、欧州議会及び理事会指令2002/46/ECの附属書に記載されているマグネシウム源として既に認可されているリンゴ酸マグネシウムとの間の違いの科学的エビデンスが不十分であると結論付けた。
 従って、CEFパネルは、提供されたデータに基づき、DMMのマグネシウムとリンゴ酸への解離を評価することは不可能であると結論付けた。更に、DMM摂取後、DMMが解離し、マグネシウムが吸収される際、体内吸収率(bioavailability)は、既に認可されている他のマグネシウム源の報告された値と同じであると考えられると結論付けた。最終的に、CEFパネルは、提案された使用レベルでは、結果として食品サプリメント及び特殊医療用途の食品に対するマグネシウムの上限値(upper level:UL)である250mg/日よりマグネシウムへのばく露量が多くなる可能性があることに留意した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5292