食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04960270149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ネオニコチノイド系有効成分クロチアニジン、イミダクロプリド、及びチアメトキサムを含有する植物保護製剤に対する欧州連合(EU)加盟国(MS)ルーマニアの緊急認可の評価に係る技術報告書を公表 |
資料日付 | 2018年6月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月21日、ネオニコチノイド系有効成分クロチアニジン(clothianidin)、イミダクロプリド(imidacloprid)、及びチアメトキサム(thiamethoxam)を含有する植物保護製剤に対する欧州連合(EU)加盟国(MS)ルーマニアの緊急認可の評価に係る技術報告書(2018年5月14日承認、16ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2018.EN-1416)を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAは規則(EC)No.1107/2009第53条第2項に従って、欧州委員会(EC)から、委員会施行規則(EU) No.485/2013に従ってとうもろこし、搾油用ナタネ、及びひまわりへの使用が制限されているネオニコチノイド系有効成分クロチアニジン、イミダクロプリド、及びチアメトキサムを含有する植物保護製剤に対してルーマニア当局が2017年に与えた緊急認可を調査するため技術的な支援を提供するよう要請された。特にEFSAは、これらの緊急認可及びその広い範囲が、その他の合理的な手段で抑止できない危険により必要であったかを評価するよう要請された。EFSAはこの枠組みの中で、EFSA農薬実施計画書(EFSA insecticide protocol)に則してルーマニアにおけるクロチアニジン、イミダクロプリド、及びチアメトキサムの緊急認可に関連する情報を収集し、評価した。この技術報告書は2017年にルーマニアで検討された6つの作物と有害生物の組合せの評価結果を要約している。 その評価では、3つの作物と害虫の組合せについて、ルーマニアでは現在クロチアニジン、イミダクロプリド、及びチアメトキサムの代替として作用機序(MoA)を提供する十分な有効成分は認可されていないものの、他の3つの作物と害虫の組合せについては、同じMoAを有する認可された有効成分が代替としてあると証明された。評価には殺虫剤以外の代替手段も含まれていた。搾油用ナタネと害虫の組合せについて、輪作及び土壌の耕起が非常に有効、実施可能であり、大規模に利用できる。他の作物と害虫の組合せには殺虫剤以外の3つの代替手段が利用可能であるが、殺虫剤ほどの効果がなく、技術的あるいは科学的な制約がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1416 |