食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04960250149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分テブコナゾールの現行の残留基準値(MRLs)を改正する理由を付した意見書を公表
資料日付 2018年6月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月15日、農薬有効成分テブコナゾール(tebuconazole)の現行の残留基準値(MRLs)を改正する理由を付した意見書(2018年5月16日承認、27ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5257)を公表した。概要は以下のとおり。
 農薬有効成分テブコナゾールのオリーブ、コメ、ハーブ類、及びハーブ抽出物(乾物)における現行のMRLsを改正するための申請が提出された。
 申請を支持するデータは、検討されている全ての作物のMRLを得るのに十分であった。有効性の確認された定量限界(LOQ)0.02mg/kgで、検討されている作物におけるテブコナゾールの残留物を管理するにあたり規制のための十分な分析方法が入手可能である。
 EFSAはリスク評価の結果に基づき、報告された農業生産工程によるテブコナゾールの使用に起因する残留物の短期的、及び長期的摂取は、消費者の健康に対してリスクを生じる可能性は低いと結論付けた。EFSAの提案するテブコナゾールの改正MRLsは次のとおり。
作物名            現行MRLs(mg/kg)     改正MRLs案(mg/kg)
食用オリーブ            0.05           0.5  
搾油用オリーブ        0.05           0.5
ハーブ類、可食花類      0.05~2         2                  
花、葉、ハーブ類の抽出物 0.05  15
コメ                 1.0            1.5
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5257