食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04960050149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ゲランガム(E418)の食品添加物としての再評価に係る食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル(ANSパネル)の科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2018年6月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月20日、ゲランガム(E 418)の食品添加物としての再評価に係る食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル(ANSパネル)の科学的意見書(2018年5月17日採択、39ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5296)を公表した。概要は以下のとおり。 ANSパネルは、食品添加物としてのゲランガムの安全性を再評価する科学的意見書を提供している。 ANSパネルは、十分なばく露及び毒性データが入手可能であると考えた。報告されている使用レベルに基づき、95パーセンタイルで幼児において、厳密な最大ばく露量72.4mg/kg 体重/日が推定された。 ゲランガムがそのまま吸収されることは考えにくく、ヒトの腸内細菌叢により発酵することもないと考える。発がん性、及び遺伝毒性に関する懸念はない。マウスとラットで実施された最大用量(各々ゲランガム3 ,627mg/kg 体重/日、1 ,460mg/kg 体重/日)での慢性試験では副作用は報告されなかった。3週間に亘る最大200mg/kg 体重/日の経口摂取ではヒトに副作用はなかった。 ANSパネルはゲランガムについて、許容一日摂取量(ADI)を設定する必要はないこと、また食品添加物としてのゲランガムの使用用途及び使用量の精度を高めたばく露評価で安全上の懸念はないことを結論付けた。 ANSパネルは、微生物由来の生細胞の欠如、及びポリヒドロキシブチレート(polyhydroxynutyrate)(PHB)、たん白質及び残留細菌酵素活性の存在を含むゲランガムの仕様の定義を改善するよう助言した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5296 |