食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04950700305
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏に使用する飼料添加物としてのTaminizer D(ジメチルグリシンナトリウム塩)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018年5月17日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月17日、肉用鶏に使用する飼料添加物としてのTaminizer D(ジメチルグリシンナトリウム塩)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2018年4月17日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 本意見書は、Taminizer D(ジメチルグリシンナトリウム塩)を飼料添加物として肉用鶏に使用する場合に関して、申請者が認可条件の変更を求めて提出した書類に基づく。
 当該添加物は、欧州連合(EU)では、最大用量1
,000mg/kg完全配合飼料で肉用鶏への使用が認可されている。申請者は、追加製造工程(1工程)の導入を提案している。この追加工程により、当該添加物は、不純物(ジメチルアミノエタノール(DMAE))を最大濃度0.09%で含むことになる。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当該変更は、製品の環境に対する安全及び有効性に関する以前の評価には大きく影響しないと考えた。
 当該有効成分の安全性は確立されたことから、現在の評価は、不純物DMAEに関しても行われている。DMAEの毒性学プロファイル、対象動物種及び消費者の推定摂取量を考慮し、また、「毒性学的懸念閾値」(TTC)のアプローチを用い、同パネルは、DMAE工程を介して製造されたTaminizer Dは、最大用量1
,000mg/kg飼料で肉用鶏及び消費者のどちらに対しても安全であると結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/j.efsa.2018.5268