食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04940390104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、乾燥ココナッツに関連した複数州におけるサルモネラ・ティフィムリウム集団感染症に関する情報を最終更新
資料日付 2018年5月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は5月18日、乾燥ココナッツに関連した複数州におけるサルモネラ・ティフィムリウム(Salmonella Typhimurium)集団感染症に関する情報を最終更新した。概要は以下のとおり。
1.本集団感染症は終息したとみられる。しかしながら、リコールされた乾燥ココナッツ製品は、保存期間が長く、まだ消費者の家庭に存在している可能性がある。リコールを知らない消費者が、引き続き製品を喫食し発症することがあり得る。
2.CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、複数州におけるS. Typhimurium集団感染症に関して調査を行った。
3.疫学、検査及び遡及調査の証拠から、International Harvest社ブランドの乾燥ココナッツが、この複数州における集団感染源となっている可能性が高いことを示した。
4.S. Typhimurium集団感染株に感染した14人が8州及びコロンビア特別区から報告された。発症日は2017年9月22日から2018年2月26日まで、患者は1~73歳、年齢中央値は38歳、62%が女性である。3人が入院、死亡の報告はない。
5.全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、患者13人のうち、12人からの分離株において薬剤耐性は確認されなかった。1分離株にはアンピシリン及びアジスロマイシンに対する耐性遺伝子が含まれていた。CDCの全米薬剤耐性監視システム(NARMS)研究所により実施された薬剤耐性標準試験法では、2分離株は薬剤耐性を示さず、1分離株はストレプトマイシン耐性を示した。
 FDAの情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/Food/RecallsOutbreaksEmergencies/Outbreaks/ucm602212.htm
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/salmonella/typhimurium-03-18/index.html