食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04930940149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、明確なコミュニケーションと不確実性に係る最終の科学的報告書を公表
資料日付 2018年5月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月4日、明確なコミュニケーションと不確実性に係る最終の科学的報告書(2018年4月27日承認、94ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2018.EN-1412)を公表した。概要は以下のとおり。
 本報告書は、科学的評価の結果の明確なコミュニケーションに係る2016年の予備的調査の結果を提示している。調査では、EFSAの科学的意見書における科学的不確実性の伝達に焦点が置かれた。意見の概要及びその意見に関連する不確実性のステートメントの計画とコミュニケーションに対して、また異なるステークホルダーの反応に係るエビデンスを収集するために定性的方法が適用された。調査では、明確なコミュニケーション指数(Clear Communication Index)(CCI)ツールを試験的に用いて、意見概要の作成及びそれに関するステークホルダーの見解の要請を行なった。
 調査では次に、不確実性のステートメントに係るステークホルダーの見解、特に、(i)その情報は理解されたか、どのように理解されたか、(ii)不確実性の情報はリスクの理解にどのように影響を与えたか、iii)EFSAへの信頼、iv)どの不確実性の情報がステークホルダーに役立ったか、どのように役立ったか、に焦点を置いた。本調査では全体として、机上調査、アンケート調査、及びフォーカスグループ調査を行った。対象は、政策決定者、専門家、産業界、NGO、及び消息筋の5つのステークホルダーグループの代表者を対象にしている。 
 調査では、CCIツールはEFSAのコミュニケーションに使用できる可能性があり、メッセージの明確性を改善する可能性のあることが判明した。また、EFSAにおける不確実性のコミュニケーションがEFSAの読者にどのように受け取られ、理解され、利用されるのかに係る識見を提供した。今回は予備的調査であるため、これらの識見の一般化を評価するためには、対象サンプルを増やした更なる調査が必要とされる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1412e