食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04930440470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、サルモネラ症に関する2015年疫学報告書を公表 |
資料日付 | 2018年4月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は4月30日、サルモネラ症に関する2015年疫学報告書を公表した(7ページ)。概要は以下のとおり。 1.サルモネラ症は欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)において2番目に多い感染性胃腸炎であり、集団食中毒の重大な原因である。 2.2015年は検査確定症例が95 ,595例報告された。EU/EEAでの届出率は人口10万対22.9例となっていた。 3.サルモネラ症届出率は長期間低減傾向にあったが、この2年間は増加していた。 4.届出症例は0~4歳児が最も多い。2015年は人口10万対113.0例で、成人の6倍の多さであった。 5.過去8年間、EU加盟国では統計的に有意なサルモネラ症症例及びサルモネラ属菌による集団食中毒件数の減少傾向を見せていた。この減少は家きん業界、特に採卵鶏及び肉用若鶏におけるサルモネラ管理プログラムの実施に関連していると考えられている。にもかかわらず、サルモネラ症は依然としてEU/EEAで2番目に多い人獣共通感染症である。2015年、サルモネラ属菌は集団食中毒の原因として最も多く、報告された集団食中毒(953件)の22%となっていた。依然として卵及び卵製品がこれらの集団食中毒の最も多い原因食品であった。採卵鶏では、規制されていない血清型が多かった2年間の後、2015年はSalmonella Enteritidisが再び一番多く特定された血清型となっていた。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 https://www.ecdc.europa.eu/sites/portal/files/documents/AER_for_2015-salmonellosis.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
URL | https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/salmonellosis-annual-epidemiological-report-2015 |