食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04930230149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分アシベンゾラル-S-メチルの残留基準値(MRL)の見直しに関する意見書を公表
資料日付 2018年4月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月25日、申請者の添付データ等に基づき、農薬有効成分アシベンゾラル-S-メチルについて、現行の残留基準値(MRL)の見直しに関する意見書(2018年4月10日承認、21ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5256)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会(EC)規則No 396/2005第6条に従って、申請者シンジェンタ フランス㈱(Syngenta France SAS)は、ナス及び可食、非可食の皮付きウリにおけるアシベンゾラル-S-メチル(acibenzolar-S-methyl)の現行の残留基準値(MRL)の見直しを行うようフランス当局に要請書を提出した。
 要請を支持するデータは、本意見書で検討しているすべての食品のMRLを導き出すのに十分であった。対象食品におけるアシベンゾラル-S-メチルの残留を規制するための適切な分析方法が利用可能である。
 EFSAは本リスク評価の結果に基づき、報告されている用法によるアシベンゾラル-S-メチル使用由来の残留物の短期的及び長期的摂取が消費者の健康にリスクを与える可能性は低いと結論付けた。規制リスク評価の使用に適切な信頼できるエンドポイントが提出されている。
 EFSAは、アシベンゾラル-S-メチルのナス及び非可食の皮付きウリに対するMRLを現行の0.01mg/kgから0.15mg/kgに、また可食の皮付きウリに対するMRLを現行の0.01mg/kgから0.40mg/kgに改正することを提案する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5256