食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04930070149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えAspergillus niger XEA株由来の食品用酵素エンド-1.4-β-キシラナーゼに関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2018年4月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月27日、遺伝子組換えAspergillus niger XEA株由来の食品用酵素エンド-1.4-β-キシラナーゼに関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素は、ベーキング及び醸造工程において意図して使用される。 EFSAの包括的欧州食品摂取量データベースの食品加工に対して推奨される最大使用レベル及び個々の摂取量データに基づき、食品用酵素の総有機固形物(TOS)への摂食由来のばく露量は、欧州の住民において最大で0.310mgTOS/kg体重/日と推定された。 当該食品用酵素の遺伝毒性試験では、遺伝毒性の懸念は示されなかった。当該食品用酵素エンド-1.4-β-キシラナーゼを使い、げっ歯類において90日反復経口投与毒性試験を行い、全身毒性に関する懸念は示されなかった。 アレルゲン性は、既知のアレルゲンのアミノ酸配列と比較することにより評価し、合致するものは見出されなかった。EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、摂食由来の食品用酵素エンド-1.4-β-キシラナーゼへのばく露によるアレルギー感作及び惹起(elicitation)反応の兆候はないと見なした。 CEFパネルは、微生物起源、遺伝子組換え操作、製造工程、提供された組成及び生化学データ、摂食由来のばく露量評価並びに毒性学的試験及びアレルギー性評価における知見に基づき、当該食品用酵素の意図した使用条件下では、安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5228 |