食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04920350104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、ロメインレタスに関連した複数州における腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染症に関する続報を公表(4月18日、4月20日)
資料日付 2018年4月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は4月18日及び20日、ロメインレタスに関連した複数州における腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染症に関する続報を公表した。概要は以下のとおり。
Ⅰ.4月18日付け
1.前回4月13日の更新以降、新たに5州(アラスカ州、アリゾナ州、カリフォルニア州、ルイジアナ州及びモンタナ州)から18人の患者がこの調査に追加された。
2.2018年4月18日現在、腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染株の感染者53人が16州から報告されている。発症日は2018年3月13日から4月6日まで、年齢は10歳から85歳、年齢中央値は34歳、70%が女性である。腎不全の一種である溶血性尿毒症症候群を発症した5人を含む31人が入院、死亡者は報告されていない。
3.これまでに収集された情報によると、アリゾナ州ユマの栽培地帯からのロメインレタスが腸管出血性大腸菌O157:H7で汚染されていたことと、それにより感染症が発生した可能性が示唆されている。現時点では、共通の栽培者、供給元、販売業者或いはブランドは特定されていない。
Ⅱ.4月20日付け
1.新たな情報に基づき、CDCはアリゾナ州ユマ産の全てのタイプのロメインレタスが対象となるよう、消費者への警告を拡大する。この警告には、ロメインレタスの株全体及び中の柔らかい部分、刻みロメインレタスに加えて、ロメインレタスが入ったサラダミックスが含まれることになる。
2.アリゾナ州ユマ産でないことを確認できない限り、店舗及びレストランで、ロメインレタスを購入、喫食しないこと。
3.製品ラベルでは産地を特定できないことがある。産地が不明である場合は、全てのロメインレタスを捨てること。
4.この警告の拡大は、アラスカ州で新たに報告された患者の情報に基づいている。アラスカ州の患者は、アリゾナ州ユマ産のロメインレタスの株全体を喫食したと報告している。(新たなアラスカ州の患者は次回の集計更新時に追加となる。最新の4月18日時点の集計には反映されていない。)
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/ecoli/2018/o157h7-04-18/index.html