食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04920020105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、消費者がコメに含まれるヒ素へのばく露を減らすためのFDAの取り組みについて、Susan Mayne博士による声明を公表 |
資料日付 | 2018年4月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は4月17日、消費者がコメに含まれるヒ素へのばく露を減らすためのFDAの取り組みについて、Susan Mayne博士(食品安全・応用栄養センター(CFSAN)センター長)による声明を公表した。概要は以下のとおり。 ・コメシリアルは、乳幼児にとって最初に喫食される一般的な食品であり、体重比にすると、成人よりも多くのコメを消費している。FDAの研究者は、より有毒な形態のヒ素である無機ヒ素へのばく露が、小児の神経認知障害と関連していることを見出した。 ・2016年FDAは乳幼児用コメシリアル由来の無機ヒ素へのばく露を減らすための措置をとった。業界向けガイダンス案を発表し、乳幼児用コメシリアル中の無機ヒ素の介入レベル(Action Level)を100ppbにすることを提案、食品メーカーに、この慎重な対策を取るよう要請した。そして大部分は達成可能であることを見出した。我々は引き続き、妊娠中の女性及び乳幼児が様々な穀類を喫食することを推奨し、バランスのとれた食事に、コメではない乳幼児用シリアルを取り入れる選択肢があることに言及する。 ・FDAは先日「有害元素ワーキンググループ」を設立した。そこでは有毒元素へのばく露を可能な限り削減する公衆衛生目標を達成するための我々の取り組みについて明確にし、目標を設定し、優先順位付けを行うという役割を担う。 ・FDAは2016年にコメ及びコメ製品のリスク評価報告書を発表している。このリスク評価の結論に影響を及ぼす新たな科学的知見が入手され次第、我々は確実に評価の更新を開始する。 ・FDAは乳幼児用コメシリアル中の無機ヒ素の介入レベルを設定するガイダンスを本年末までに完成させる予定である。 詳細情報は、以下のURLから入手可能。 乳幼児用コメシリアル中の無機ヒ素制限についての提案(2016年4月1日) https://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm493740.htm コメ及びコメ製品中のヒ素に関するリスク評価報告書(2016年) https://www.fda.gov/downloads/Food/FoodScienceResearch/RiskSafetyAssessment/UCM486543.pdf 有害元素ワーキンググループについて(Choiniere博士との会談、2018年4月11日) https://www.fda.gov/Food/FoodborneIllnessContaminants/Metals/ucm604173.htm |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | https://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm604807.htm |