食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04910100149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、銅化合物の最大残留基準値のレビューを公表
資料日付 2018年3月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月21日、欧州委員会(EC)規則No.396/2005第12条による銅化合物の現行の最大残留基準値(MRL)のレビュー(135ページ、2018年3月1日採択、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5212)を公表した。概要は以下のとおり。
 EC規則No.396/2005第12条に従って、EFSAは農薬の有効成分である銅化合物の現行欧州レベルに設定されているMRLのレビューを行った。
 作物、加工品、輪作作物及び家畜における銅化合物残留の発生を評価するために、EFSAは欧州経済共同体(EEC)指令91/414の枠組み、及びEC規則No1107/2009並びに加盟国により報告される欧州許可書の下で得られる結論を検討した。
 銅は、環境中で自然に存在する元素でもあることから、作物及び家畜固有の銅に関するデータも考慮された。入手可能なデータの評価に基づき、MRLの提案が行われ、消費者リスク評価が実行された。
 規制の枠組みの求める情報の中には欠けているものがあり、消費者への慢性リスクの可能性が特定された。
 従って、消費者リスク評価はあくまでも目安であり、EFSAによるMRL提案の中には、リスク管理機関による更なる検討が必要なものもある。消費者のばく露低減対策の検討も必要かもしれない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/j.efsa.2018.5212