食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04870320104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、葉菜類に関連した複数州における志賀毒素産生性大腸菌O157:H7集団感染に関する情報を最終更新
資料日付 2018年1月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は1月25日、葉菜類に関連した複数州における志賀毒素産生性大腸菌O157:H7集団感染に関する情報を最終更新した。概要は以下のとおり。
1.1月25日時点で、本集団感染症は終息したとみられる。最後に報告された患者の発症日は、2017年12月12日である。
2.CDC、複数州及び米国食品医薬品庁(FDA)は、複数州における志賀毒素産生性大腸菌O157:H7(STEC O157:H7)集団感染についての調査を実施した。
・15州から合計25人のSTEC O157:H7集団感染株の感染症例が報告された。
・発症日は2017年11月5日から12月12日まで、患者の67%が女性、年齢は1~95歳、年齢中央値26歳であった。
・9人が入院し、うち2人は腎不全の一種である溶血性尿毒症症候群を発症した。1人の死亡がカリフォルニア州から報告されている。
3.2017年12月、カナダ公衆衛生庁(PHAC)は、複数の州でロメインレタスと関連したSTEC O157:H7集団感染発生の調査を行った。2018年1月10日、PHACは、カナダでの集団感染は終息したとみられると報告した。
・全ゲノムシークエンス法(WGS)では、カナダ及び米国で感染の原因となったSTEC O157:H7株が、遺伝的に近縁であることが示された。
・カナダの集団感染に関連しているロメインレタスの供給源或いは汚染された場所は特定されなかった。
4.患者から収集した情報によると、米国での集団感染の感染源は、葉菜類のようであった。調査により、集団感染の感染源としての葉菜類の種類を特定することはできなった。
・葉菜類は通常、保存期間が短く、最後の患者の発症が1か月以上前であるため、この集団感染に関連する汚染した葉菜類は既に販売されていない可能性がある。
5.STECについて及びその感染の可能性を減らすために人々ができることについての情報は、CDCのウェブサイトで入手可能である。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/ecoli/2017/o157h7-12-17/index.html