食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04870260149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、アクティブな食品接触材料中で使用する活性成分のセレンナノ粒子の安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2018年1月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月12日、アクティブな食品接触材料中で使用する活性成分のセレンナノ粒子の安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、抗酸化物質として意図して使用するセレンナノ粒子の安全性評価を取り上げた。 セレンナノ粒子は、外側の層がポリエチレンテレフタレート(PET)、食品と接触する内側の層がポリオレフィンからなる、多層のラミネート中の接着性の中間層に包含される。最終製品は、酸化され易いあらゆる種類の食品と接触することを意図して使用される。 セレンナノ粒子を0.002mg/dm2乗含む多層からなる袋を使用し、3%酢酸、20%、50%又は95%エタノールを満たし、60℃で10日間の条件で、総セレンの移行量を調べた。全ての試験において、セレンは検出されなかった。 CEFパネルは、ポリマー中におけるナノ粒子の拡散する性質についての最新の知見を考慮し、セレンナノ粒子が、多層からなるフィルム中で使用され、いかなる食品接触条件下でも、いかなる種類の食品とポリオレフィンからなる食品接触層によって食品と分離されているならば、消費者に対し安全性の懸念はないと結論付けた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5115 |