食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04870050149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、錠剤形態のサプリメントに用いる食品添加物として使用する低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L-HPC)の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018年1月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月20日、錠剤形態のサプリメントに用いる食品添加物として使用する低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(low-substituted hydroxypropyl cellulose: L-HPC)の安全性に関する科学的意見書(2017年10月24日採択、12ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5062)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L-HPC)とは、セルロースの低置換度のポリ(ヒドロキシプロピル)エーテルである。L-HPCは、最大使用基準値(maximum use level)を20
,000mg/kg及び典型的使用基準値(typical use level)を10
,000mg/kgとして、固形(錠剤)のサプリメント中の食品添加物としての用途が提案されている。
2. 提案されている用途に起因するL-HPCへの推定ばく露量は、典型的使用基準値及び最大使用基準値の両方について算出された。ANSパネル(訳注:食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル)は、L-HPCと最近EFSAが再評価した他のセルロース類との間における密接な化学的関係により、(訳注:食品添加物の)再評価プログラムの制度下で既に評価されている生物学的データをみなし代用(read-across)することにした。
3. ANSパネルは、L-HPCの提案されている用途及び使用基準値において安全性の懸念はないと結論づけた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2018.5062/pdf