食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04860590174 |
タイトル | スウェーデン国立獣医学研究所(SVA)、スウェーデンにおけるシカ科動物の慢性消耗性疾患(CWD)に関するモニタリングに関して最新の情報提供 |
資料日付 | 2018年1月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スウェーデン国立獣医学研究所(SVA)は1月8日、スウェーデンにおけるシカ科動物の慢性消耗性疾患(CWD)に関するモニタリングに関して最新の情報提供を行った。概要は以下のとおり。 当該情報提供は、死んだ状態で見つかった又はCWDが疑われる症状(衰弱、異常行動、震え、流涎、唾液過多及び多尿)を示した場合に殺処分すべきシカ科動物を提出する際の一助として行われた。 ノルウェーでは2016年、野生トナカイでCWDが検出された。また、Jamtland県と国境を接するノルウェー側のヘラジカでもCWDが確認された。更に2017年には、野生のトナカイの他に、シカ及びヘラジカでCWDが確認されている。 感染源は不明であり、また、ノルウェーでCWDがいつ頃から発生していたのかも不明である。潜伏期が長いことから、CWDは数年前からノルウェーに存在していた可能性がある。 CWDがノルウェーで検出されたこと、また、シカ科動物は国境を越えて移動することから、CWDがスウェーデンで検出されないとは考えにくい。スウェーデンにおけるCWDの状況をより正確に把握するために、スウェーデンのシカ科動物に関するCWDモニタリングが行われている。 CWD検査(リンパ節及び脳検体)を行うために必要なのは成獣の全頭部である。 SVAは2017年夏以降、全てのシカ科動物に関して、CWDが疑われるものについて検査を行っている。 死んだ状態で見つかった又は病気になり殺処分された動物を収集するだけでは、スウェーデンにおけるCWDモニタリングを行うには不十分である。更に多くの頭数について検査が行われる必要がある。 欧州連合(EU)の枠組みでのシカ科動物に関する強化モニタリングは、2018~2020年に行われる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スウェーデン |
情報源(公的機関) | その他 |
情報源(報道) | スウェーデン国立獣医学研究所(SVA) |
URL | http://www.sva.se/djurhalsa/vilda-djur/cwd-overvakning-i-sverige |