食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04850180475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、ビスフェノールA(BPA)のヒトへのハザード評価に関する欧州食品安全機関(EFSA)の手順書「BPA hazard protocol」について、EFSAの意見募集への回答に関する意見書を発表
資料日付 2018年1月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は1月5日、ビスフェノールA(BPA)のヒトへのハザード評価に関する欧州食品安全機関(EFSA)の手順書「BPA hazard protocol」について、EFSAの意見募集への回答に関する意見書を発表した。
 EFSAは、この手順書に従って2013年以降に公表された全ての研究の再評価を計画した。データの摘出はEFSAが依頼する予定である。研究の質及び関連あるエビデンスのレベルの分析のために専門家グループを設置する予定である。疫学研究に関しては、健康評価・トランスレーション事務局(Office of Health Assessment and Translation:OHAT)アプローチが重要視されている。動物実験では、SciRAP(Science in Risk Assessment and Policy)アプローチが重要視されている。
 専門家グループが開発した手順書は、BPAに関する新たな研究(2015年のEFSAの最新の調査後)はヒトに有害作用があることを示すのか、またその作用は暫定耐容一日摂取量(t-TDI)の再検討に至らせるものであるのかという疑問にEFSAが回答することを目的としている。
 ANSESは、EFSAがハザード評価へのアプローチを体系化し、透明性を高めることを目的としたこの様な手順書の開発をすることの意義を強調する。主に、BPAのハザードの同定に関してEFSAと欧州化学品庁(ECHA)の役割及び責任の分担について、批評及び疑問が挙げられた。その他には、EFSAが手順書に詳細が記載されている推奨事項を実施する方法に関して批評が挙げられた。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/system/files/REACH2017SA0232.pdf