食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04840580104 |
タイトル | Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR):「飲用水に関連する水系感染症集団発生の監視-米国、2013~2014年」 |
資料日付 | 2017年11月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)のジャーナルMorbidity and Mortality Weekly Report(Weekly / November 10 , 2017 / 66(44);pp.1216?1221)に掲載された論文「飲用水に関連する水系感染症集団発生の監視-米国、2013~2014年」(Surveillance for Waterborne Disease Outbreaks Associated with Drinking Water ? United States , 2013?2014)、著者Katharine M. Benedict (CDC)ら」の概要は以下のとおり。 1. これまでに分かっている点 飲用水に関連する水系感染症及び集団発生は米国内で継続的に起こっている。CDCは、全米集団発生報告システム(NORS:National Outbreak Reporting System)を通じて、全ての州及び準州から提出された水系感染症集団発生のデータを収集している。 2. 本報告で追加された点 2013年から2014年の間に、合計42件の飲料水関連集団発生がCDCに報告され、少なくとも1 ,006人の患者、124人の入院及び13人の死亡をもたらしている。レジオネラは集団発生件数の57%、患者数の13%を占め、化学物質/毒素と寄生虫は合わせて集団発生件数の29%、患者数の79%を占めていた。寄生虫による8件の集団感染での患者は289人(29%)であり、その内279人(97%)はクリプトスポリジウムによるものであり、10人(3%)はランブル鞭毛虫(Giardia duodenalis)によるものであった。化学物質或いは毒素は、藻類毒素に関連した初めての集団発生を含み、13人の入院、499人の患者を含む4件の集団発生に関係していた。 3.公衆衛生活動における影響 水系感染症を発見し、飲料水へのばく露に関連する健康動向を監視するために、継続的な公衆衛生監視を行う必要がある。飲料水が感染性の病原体、化学物質或いは毒素によって汚染されている場合、公衆衛生当局は、迅速な検出、原因の特定、及び水系感染症や集団発生の予防及び管理についての対応を行う必要がある。レジオネラの増殖と感染の危険性が高まっている建造物内においては効果的な水管理プログラムによって、飲用水の病原体による疾病のリスクを低減することが可能である。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/wr/mm6644a3.htm?s_cid=mm6644a3_w |