食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04840360477
タイトル カナダ公衆衛生庁(PHAC)、ロメインレタスが原因と見られる腸管出血性大腸菌O157集団感染の調査について最新の情報提供
資料日付 2017年12月14日
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概要(記事)  カナダ公衆衛生庁(PHAC)は12月14日、ロメインレタスが原因と見られる腸管出血性大腸菌O157集団感染の調査について最新の情報提供を行った。概要は以下のとおり。
 同庁は、州の公衆衛生当局、カナダ食品検査庁(CFIA)及びカナダ保健省(Health Canada)と協働で、5州で発生した腸管出血性大腸菌O157集団感染に関して調査を行っている。当該集団感染はロメインレタスが原因と見られている。
 現時点で、当該集団感染と関連性がある製品リコールはない。調査は進行中であり、調査の進展に応じて定期的に情報が更新される。
 カナダ国民に対するリスクは低い。しかし、疾病回避のために、レタスを取扱う際は食品の安全な取扱い規範に従うよう留意すべきである。
 12月14日時点で、5州で発生が報告されている(前回12月11日と比べ2州増)。新たに9人の患者が報告され、患者数合計は30人である。州別内訳は、オンタリオ州6人(今回が初めての報告)、ケベック州5人(同2人増)、ニューブランズウィック州5人(同変わらず)、ノバスコシア州1人(今回が初めての報告)及びニューファンドランド・ラブラドール州13人(同変わらず)である。患者は、2017年11~12月に発病した。12人が入院している(同2人増)。今回、初めて死亡者が報告された(1人)。患者の年齢は4~80歳で、大半(70%)が女性である。
 患者の多くは発病前にロメインレタスを摂取していた。CFIAは公衆衛生担当官と協働で、患者がばく露した汚染ロメインレタスの出処を突き止めるための調査を行っている。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
情報源(報道) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
URL https://www.canada.ca/en/public-health/services/public-health-notices/2017/public-health-notice-outbreak-e-coli-infections-linked-romaine-lettuce.html