食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04840260149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、非化学的方法を含めて他の利用可能な手段では阻止できない植物衛生への深刻な脅威を防除する殺菌剤有効成分の適用の必要性に関するデータの評価に用いるプロトコルに関する技術的報告書を公表
資料日付 2017年12月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月12日、非化学的方法を含めて他の利用可能な手段では阻止できない植物衛生への深刻な脅威を防除する殺菌剤有効成分の適用の必要性に関するデータの評価に用いるプロトコルに関する技術的報告書(2017年11月24日承認、30ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2017.EN-1345)を公表した。概要は以下のとおり。
1. EFSAは、欧州委員会(EC)からの要請を受けて、規則(EC) No 1107/2009の第4条第7項の文脈における植物衛生への深刻な脅威を防除する殺菌剤有効成分の適用の必要性を根拠付けるデータの評価のための手続きを開始した。EFSAは、特別の作業部会(WG)を設置し、この種の評価を行うための方法論が提案された。当該プロトコル案は、意見を受けるために欧州連合(EU)加盟国(MS)に回付された。
2. このプロトコルの目的は、植物衛生に対して特定された深刻な脅威を防除できる他の利用可能な手段がないか評価するため、規則(EC) No 1107/2009の第4条第7項で詳述されている特例に基づき申請者が出した提出物について一貫性及び透明性のある評価を可能にすることである。
3. 全ての評価は、特例が求められている特定の作物/病原体の各組合せについて別々に行われる。(1)殺菌剤の適用が不要な代替防除手段が、検討対象の特定の作物/病原体の組合せを制御できる場合、又は、(2)検討対象の有効成分と同じ作用機序(MoA)の別の有効成分が代わって利用可能な場合(MoAが不明な有効成分を除く)には、殺菌剤有効成分を使用するための特例が科学的に根拠付けられいるとはみなされない。
4. これらの条件が確認されない場合には、プロセスは、(1)MSにおいて認可されている全ての有効成分の様々なMoAに関連した耐性リスク、(2)様々な病原体に関連した耐性リスク、(3)殺菌剤を使わない代替手段の利用可能性及び持続力の評価に進む。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2017.EN-1345/pdf