食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04830420184 |
タイトル | ノルウェー自然研究所(NINA)、Nordfjella地域でCWDが新たに見つかった旨を情報提供 |
資料日付 | 2017年11月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ノルウェー自然研究所(NINA)は11月17日、シカ科動物に関するポータルサイト「Hjorteviltportalen」で、Nordfjella地域で慢性消耗性疾患(CWD)が新たに見つかった旨を公表した。概要は以下のとおり。 国策としてのトナカイ殺処分が同地域で11月7日に開始された1週間後にCWDが見つかった(雄の野生トナカイ、1頭)。2016年のサンプリング調査開始以降、同地域で8頭目のCWDである。 当該トナカイは国の自然監視チームにより射殺され、リンパ節からCWD病原体が検出された。国策としての殺処分(11月7日開始)の枠組みで初めて確認されたCWDである。11月15日時点で、国の殺処分担当チームは約64頭のトナカイを射殺している。 CWDに関するサンプリング調査は、ノルウェーの自然監視当局の支援の下で行われており、ノルウェー食品安全庁(NFSA)は、CWDに関するモニタリング及び感染管理を行っている。射殺されたトナカイは、山岳地帯から試料検体採取基地となっている場所に運ばれる。全てのトナカイから試料検体が採取され、ノルウェー獣医学研究所(NVI)により分析が行われる。 NFSAのCWD担当調整官Hallgeir Herikstadは、「検査結果が陽性のトナカイは今後更に増えると考えられる。CWDは動物から動物へ、また環境へと感染拡大する。それ故、我々は全頭殺処分に取り組んでいる」と語る。 野生トナカイ群は可能な限り早く回復される計画である。NFSA及びノルウェー環境庁はそのための予備計画を策定済みである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ノルウェー |
情報源(公的機関) | その他 |
情報源(報道) | ノルウェー自然研究所(NINA) |
URL | http://www.hjortevilt.no/nytt-tilfelle-skrantesjuke-nordfjella/ |