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資料管理ID syu04820410314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ゲノム編集に関する意識調査結果を公表
資料日付 2017年10月24日
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は10月24日、ゲノム編集に関する意識調査結果を公表した(2017年10月24日付け情報提供 No.44/2017)。概要は以下のとおり。
 ゲノム編集に関する消費者の意識調査についてBfRが行った調査研究の結果が公表された。
 一般的には「ゲノム編集」という言葉で知られる最新の分子生物学的手法は、標的遺伝子への介入を可能とする。例えば、農業及び医療に使用される可能性があるCRISPR/Cas9は、成果が特に有望視されている。
 CRISPR/Cas9などの先端技術に関するドイツ人の認識に関しては、科学的な見地からはこれまでほとんど吟味されてこなかった。一般消費者の意識及び認知度を知ることは適切なリスクコミュニケーションにとって根本的に重要であることから、BfRは、調査研究の枠組みにおいてフォーカスグループインタビューを実施した。
 BfR長官のAndreas Hensel博士は、「回答者は、ゲノム編集についてほとんど知識がなく、これらの先端技術についてほとんど知らない。そのような人たちの大半がこれらの技術を食品部門に使用することを拒絶している」と解説し、「このことは、リスク評価の最新の結果に関して、一般消費者向けに情報を提供し続けることがいかに重要かをまさに物語っている」と続けた。
 「ゲノム編集(CRISPR/Cas9)に関する意識調査(フォーカスグループインタビュー)の最終報告書:BfR科学シリーズVol.04/2017)」(ドイツ語、55ページ)は以下のとおり。
http://www.bfr.bund.de/cm/350/durchfuehrung-von-fokusgruppen-zur-wahrnehmung-des-genome-editings-crispr-cas9.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2017/44/risk_perception_of_genome_editing__reservations_and_a_great_demand_for_information-202581.html