食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04820370484 |
タイトル | ニュージーランド一次産業省(MPI)、ノースアイランド・西海岸地域で採捕された貝類の麻痺性貝毒素に関する公衆衛生上の警告を公表 |
資料日付 | 2017年11月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ニュージーランド一次産業省(MPI)は11月9日、現時点ではマヌカウ(Manukau)港を含むオアクラ(Oakura)北方地域、タラナキ(Taranaki)、ワイカト(Waikato)、オークランド(Auckland)海岸線から採捕された貝類を収集したり、消費したりしないよう注意喚起する公衆衛生上の警告を、本日付けで延長した。 この地域の複数の地点から採捕された貝類サンプルの定期検査では、麻痺性貝中毒(Paralytic Shellfish Poisoning)(PSP)毒素のレベルがMPIによって規定された安全限界値0.8mg/kg以上であることが確認された。この地域からの貝を摂食する人には誰にでもリスクがある。検出された麻痺性貝毒素のレベルが有意に上昇したことに注意すべきである。 ムール貝(mussels)、カキ(oysters)、トゥアトゥア(tuatua)、ピピ(pipi)、トヘロア(toheroa)、ザルガイ(cockles)、ホタテガイ(scallops)、キャッツアイ(catseyes)、ウニ(sea urchin)、その他の二枚貝の貝は摂食すべきではない。 注意:貝を調理しても毒素は除去されない。 腸内に毒素が蓄積するため、調理前に腸が完全に除去されていれば、パウア(3種のアワビを指す)、カニ及びイセエビは、摂食できるかも知れない。腸が除去されていなければ、その内容物は調理プロセス中に肉を汚染する可能性があるので危険である。 典型的には、以下のような症状が、摂取後10分から3時間の間に現れる。 ・口のまわり、顔、四肢(手足)のしびれ感や刺すような感じ ・飲み込みや呼吸困難・めまい・頭痛・吐き気・嘔吐・下痢 ・麻痺および呼吸不全、重症の場合は死亡。 毒素レベルのモニタリングは継続され、それに応じて更新内容が公表される。商業的に採捕された貝類は、店舗やスーパーマーケットで販売されているか、輸出されているが、摂取しても安全であることを保証するために、MPIによる厳しいモニタリングプログラムの対象となっている。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | ニュージーランド |
情報源(公的機関) | ニュージーランド第一次産業省(MPI) |
情報源(報道) | ニュージーランド一次産業省(MPI) |
URL | http://www.mpi.govt.nz/news-and-resources/media-releases/shellfish-biotoxin-alert/ |