食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04820270294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、薬剤耐性菌の拡大防止のために健康体の動物に成長促進及び疾病予防のための抗生物質の使用をやめるよう農家及び食品事業者に向けて勧告 |
資料日付 | 2017年11月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は11月7日、薬剤耐性菌の拡大防止のために健康体の動物に成長促進及び疾病予防のための抗生物質の使用をやめるよう農家及び食品事業者に向けた勧告を行った。 この新しいWHOの勧告の目的は、動物への不必要な抗生物質の使用を抑制することで、ヒトの重要な治療薬である抗生物質の効力を保持することにある。一部の国では、医療的に重要な抗生物質の総消費量の約80%が動物部門に使用され、大半が健康な動物の成長促進用となっている。 抗生物質の動物及びヒトへの過剰使用及び誤使用は薬剤耐性菌の増加の脅威に繋がる。ヒトの深刻な感染症の原因である数種の細菌は、可能な治療の大部分又は全てに既に耐性を持つようになっており、研究開発における保証された選択肢は殆どない。 The Lancet Planetary Health誌に本日発表された系統的レビューには、家畜に使用される抗生物質を制限する介入策によって、家畜の薬剤耐性菌を最大39%低減できることが示されている。本調査はWHOの新しいガイドラインの開発において情報を直接提供している。 WHOは、家畜への医療上重要な抗生物質の全クラスの使用を全体的に抑制すること、そして診断なしに成長促進及び疾病予防の目的でこれらの抗生物質を使用することを完全に制限するよう強く勧告している。健康体の動物へは、もし同一の群や魚群の他の動物に診断がされた時にのみ、疾病予防の目的で抗生物質を投与するべきである。 家畜における医療上重要な抗生物質の使用に関する新しいWHOのガイドラインは以下のURLから入手可能。 http://www.who.int/foodsafety/areas_work/antimicrobial-resistance/cia_guidelines/en/ |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2017/antibiotics-animals-effectiveness/en/ |