食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04800580314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、最新の消費者意識調査結果に関して情報提供 |
資料日付 | 2017年10月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は10月4日、最新の消費者意識調査結果に関して情報提供を行った(2017年10月4日付け情報提供 39/2017)。概要は以下のとおり。 1.今回の新たな質問項目の一つは、食品部門における複数の病原体に関する認識度である。BfR長官のAndreas Hensel博士は、「ほとんどの人たちがサルモネラ属菌については聞いたことがあるが、カンピロバクターについて聞いたことがあるのはほんの一握りに過ぎない」と解説し、「これは、今ではドイツにおいて最も多い腸内感染症の原因菌がカンピロバクターであるという事実に逆行する」と続けた。 「ドイツでは食品は安全である」という消費者意識はほとんど変わっていない。喫煙、気候変動、環境汚染、健康に良くない又は健康上誤った食事及びアルコールが、依然として最大の健康リスクとして認識されている。 消費者意識調査は半年ごとに行われる。調査では、ドイツの一般世帯に住む14歳以上の人たち約1 ,000人に対して、電話での聴き取り調査を行った。 2.調査結果より抜粋 ・食品中のサルモネラ属菌 聞いたことがある:95%、聞いたことがない:5% ・遺伝子組換え(GM)食品 聞いたことがある:92%、聞いたことがない:8% ・薬剤耐性 聞いたことがある:89%、聞いたことがない:11% ・食品中の残留植物保護製剤 聞いたことがある:87%、聞いたことがない:13% ・食品中のかび毒 聞いたことがある:82%、聞いたことがない:18% ・食品中のミネラルオイル 聞いたことがある:69%、聞いたことがない:30%、分からない、無回答:1% ・食品中のマイクロプラスチック 聞いたことがある:69%、聞いたことがない:31% ・仕切り付きプレートからのアルミニウム放出 聞いたことがある:67%、聞いたことがない:33% ・食品中のグリホサート 聞いたことがある:62%、聞いたことがない:37%、分からない、無回答:1% ・茶及びはちみつ中のピロリジジンアルカロイド類 聞いたことがある:26%、聞いたことがない:73%、分からない、無回答:1% ・食品中のカンピロバクター 聞いたことがある:22%、聞いたことがない:75%、分からない、無回答:3% ・ゲノム編集 聞いたことがある:15%、聞いたことがない:82%、分からない、無回答:3% 3.消費者意識調査の概要 ・調査期間:2017年7月25~31日 ・サンプル数:1 ,001人(ドイツ語を話し、ドイツの一般世帯に住む14歳以上の人たち) ・サンプル抽出法:固定電話及び携帯電話番号から無作為抽出(電話帳非掲載の電話番号も含まれる) ・調査方法:電話での聴き取り調査(CATIオムニバス調査、デュアルフレーム調査) 「BfRによる消費者意識調査 2017年8月」(24ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/364/bfr-consumer-monitor-08-2017.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2017/39/germs_in_the_kitchen__salmonella_better_known_than_campylobacter-201976.html |