食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04800280475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、動物の抗生物質へのばく露が2016年は引き続き減少したことを公表
資料日付 2017年10月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は10月5日、動物の抗生物質へのばく露が2016年は引き続き減少したことを公表した。
 ANSESに所属する動物用医薬品局(ANMV)は、報告書「2016年のフランスにおける抗生物質を含む動物用医薬品の購入に関する年間調査」を発表した。2016年は530トンの抗生物質がフランスで使用された。過去5年において抗生物質の動物へ全体的なばく露は36.6%減少した。最終手段として処方される抗生物質の使用も減少し、2013年と比較した場合、最新世代のセファロスポリンへのばく露は81.3%、全ての種類のフルオロキノロンへのばく露は74.9%減少した。特別な監視を実施しているコリスチンへのばく露は2014~2015年と比較し40.3%減少した。これらの好ましい結果は、動物及びヒトにおける抗生物質の有効性を保持する努力の継続を課せられた全ての関係者の成果である。 EcoAntibio2017計画の一環で、畜産業者及び獣医師が実施した様々な活動(豚におけるセファロスポリンの使用制限、畜産業者の育成プログラム、適正使用指針、業種間の規則、規制措置)によって様々な目的が達成された。しかし、ヒトの医療と同様、動物の医療においても抗生物質による治療の有効性を保持するために、引き続き抗生物質へのばく露が減少するよう取り組みを継続することが適切である。
 報告書(108ページ、フランス語)は下記URLから入手可能。
https://www.anses.fr/fr/system/files/ANMV-Ra-Antibiotiques2016.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/content/antibior%C3%A9sistance-en-sant%C3%A9-animale-l%E2%80%99exposition-des-animaux-aux-antibiotiques-continue-de-0