食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04800200108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、殺虫剤トルフェンピラドの残留基準値について期限付きで緊急免除することを公表
資料日付 2017年10月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は10月10日、殺虫剤トルフェンピラド(Tolfenpyrad)の残留基準値について期限付きで緊急免除することを公表した。概要は以下の通り。
 EPAは殺虫剤トルフェンピラドの乾燥たまねぎ球根及びすいかに関する残留基準値について期限付きで緊急免除することを公表した。これは連邦殺虫剤・殺菌剤・殺鼠剤法(FIFRA)に基づく緊急免除により、当該作物への殺虫剤の使用を認めるもので、当該期限付緊急免除は、2020年12月31日(野菜、果菜類 グループ8-10については2019年12月31日)に失効する。
 当該規則は同日から有効で、異議申立てや聴聞会の要請は2017年12月11日まで受け付ける。
・たまねぎ、乾燥球根:0.09ppm
・野菜、果菜類 グループ8-10:0.70ppm
・すいか:0.70ppm
 なお今回の緊急免除の背景には、テキサス州において異常な暖冬と記録的な高温による、たまねぎの害虫ネギアザミウマの大発生と当該害虫が媒介するアイリス黄斑ウイルスの蔓延等により甚大な被害が生じていること及びハワイ州において通常とは異なる降雨や乾燥による、すいかほ場でのメロンアザミウマの大発生が原因の生育不良、結実不良等や更にはアブラムシによるトマト黄化えそウイルスの媒介で更なる被害が生じている等の事象がある。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL https://www.federalregister.gov/documents/2017/10/10/2017-21797/tolfenpyrad-pesticide-tolerances-for-emergency-exemptions