食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04791040377
タイトル 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)、世界心臓の日(World Heart Day)に向けたEC保健衛生・食の安全総局局長Vytenis Andriukaitisのメッセージ「より健康な心臓のために実践できる飲食慣習」を公表
資料日付 2017年9月29日
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概要(記事)  欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)は9月29日、世界心臓の日(World Heart Day)に向けたEC保健衛生・食の安全総局局長Vytenis Andriukaitisのメッセージ「より健康な心臓のために実践できる飲食慣習」を公表した。その中で食品安全に関連する箇所の概要は以下のとおり。
 果物と野菜を豊富に摂る地中海食は、心臓の健康にとって良いとされている。しかしながら、2016年の数字では推奨量の野菜や果実を毎日取っている欧州連合(EU)の15歳超の人は、7人に1人だけである。EU加盟17か国では成人の50%超が、心血管系疾患(CVD)の主要リスク要因とされる過体重ないし肥満である。CVD低減にはかなりの進捗があるものの、CVDは未だEUでの主な死因、疾病や障害の主要原因である。最新統計によると2014年度だけで、心疾患や心発作がEUで180万を超える人の死を引き起こしている。欧州心臓ネットワーク(European Heart Network)によれば、食事リスクによってCVDによる早死のおおよそ半分が引き起こされている。今年の「世界心臓の日」では心臓の健康には食品と飲料政策が重要であることを強調する。
 不健康な食品には対策が取られているはずである。しかしながら、食品企業の強力なマーケティング、特に子供を対象としたものには悩まされている。現在EU議会と理事会の間でなされている、EU視聴覚メディアサービス(AVMS)指令に関する議論は、脂肪、塩分ないし糖分の多い製品へのばく露を低減させる良い機会と確信している。
 更に、健康的な選択を容易にできるようにするために、我々が摂る食品の原材料と栄養価についての明解な情報を確保する。ECは、スーパーマーケットで売られている通常の食品でその栄養品質を明示するものを作り出すプロジェクトを立ち上げた。
 また今年3月、ECはアルコール飲料の義務的原材料表示と栄養表記を採択した。このことは自身の飲むものについて十分な情報を受ける権利をEU市民が得ることを意味している。
 EU諸国は、非感染性疾患に関する世界保健機関(WHO)世界行動計画の9つの自主的目標を2025年までに達成することに同意したが、それには肥満増加阻止、有害アルコール摂取10%低減、塩分摂取30%低減が含まれている。
 詳細は以下のURLより入手可能
http://ec.europa.eu/newsroom/sante/newsletter-specific-archive-issue.cfm?newsletter_service_id=327&newsletter_issue_id=5329&page=1&fullDate=Fri%2029%20Sep%202017&lang=default
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)
URL https://ec.europa.eu/food/safety/highlights_en