食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04790530505
タイトル スイス連邦食品安全獣医局(BLV)、人獣共通感染症の監視結果を公表
資料日付 2017年9月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スイス連邦食品安全獣医局(BLV)は9月18日、人獣共通感染症の監視結果を公表した。
 BLVは毎年、人獣共通感染症(ヒトと動物の間で感染する疾患)の監視結果及び食中毒に関する結果を公表している。2016年にスイスで多く登録された人獣共通感染症は腸疾患のカンピロバクター感染症(7
,688人)及びサルモネラ感染症(1
,375人)であった。大部分の場合、汚染された動物由来の食品の摂取によってヒトに感染する。
 監視プログラム、感染者数、スイスにおける状況の変化、BLVによる対策に関するより詳細な情報について報告書を公表した。
 症状が出現している全ての病原体のうち、4分の3は人獣共通感染症である。人獣共通感染症はヒトと動物との双方に感染する疾患である。様々な感染経路があり、主に食品及び直接接触に起因する。一部の人獣共通感染症は限られた動物種にのみ感染し、また全て(又はほとんど全て)の動物種に感染する感染症もある。ヒトについても同様で、一部の感染症は少数のヒトにのみ感染し、他の感染症では集団全体が感染する(食中毒の集団発生)。
 人獣共通感染症に感染するリスクは、衛生基準が低い国への休暇旅行でより高い場合が多い。先進国ではカンピロバクター症及びサルモネラ症は最も多い感染症である。
 動物は病原体のキャリアー(無症候性)であるにも拘らず、多くの人獣共通感染症は動物において症状が観察されない。この場合、感染は積極的な監視及び研究所での診断分析によってのみ検出が可能である。従って、認定検査機関の診断が非常に重要である。
 報告書(フランス語、43ページ)は下記URLから入手可能。
https://www.blv.admin.ch/dam/blv/fr/dokumente/tiere/publikationen-und-forschung/statistik-und-berichte/bericht-ueberwachung-zoonose-2016.pdf.download.pdf/Zoonosenbericht_2016_FR.pdf
地域 欧州
国・地方 スイス
情報源(公的機関) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
情報源(報道) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
URL https://www.blv.admin.ch/blv/fr/home/tiere/tiergesundheit/ueberwachung/ueberwachung-von-zoonosen.html